神戸陸上営業チームの水田です。
今回は弊社凝集分離装置であるコトバンククイックセパレーター導入のための凝集テストについての説明をいたします。

～コトバンククイックセパレーターとは～

コンヒラでは様々な廃液処理装置を有しており、コトバンククイックセパレーターはその中の一つです。
この装置は凝集剤を使用することで、工場で発生する様々な廃水に溶存している物質に対して有機系、無機系を問わず凝集沈殿、分解して浄化しBOD、CODを低減します。
また、コトバンククイックセパレーターで凝集して生成されたフロック（凝集物）は安定性が高く、崩壊しにくくなっているうえ、分解したり再溶出する怖れがほとんどありませんので、処理後の内容によっては廃水を海・河川への排出することができます。

さらに装置は自動化されており、供給から凝集剤の自動投入、攪拌、分離後のフロックの捕捉、排出までを全て自動で行うことが可能です。

～装置検討の前に～

この装置をご検討いただくにあたり、廃水が凝集剤の効果があるかどうかをご確認いただくことが可能です。実際の廃水をサンプルとして2ℓご準備いただき、弊社までご送付してもらえれば無償で凝集テストを行います。テスト結果は報告書を作成し報告いたします。この結果とランニング・イニシャルコストを提出いたしますので、装置導入のメリットをご確認いただき、ご検討いただいています。

～最後に～

コンヒラにはコトバンククイックセパレーター以外にも蒸発濃縮装置Sorae、減圧脱水装置Umieと廃水処理装置がありますが、コトバンククイックセパレーターのメリットとして、廃水を加熱する必要がないので、熱源が不要となります。これにより熱源のための燃料費も不要ですので、ランニングコストも安価です。お客様の工場の状況によって様々な提案が可能ですので、もし廃水の処理でお困りでしたら、ぜひ一度コンヒラにご相談いただけますと、必ずお客様のニーズに合った提案をさせて頂きます。ご検討よろしくお願いいたします。

以上

関連製品情報

コトバンク クイック セパレーター