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【現場作業における危険予知・安全管理について】

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 神戸製造チームの渡辺です。

 今回は「現場での危険予知・安全管理」について書かせていただきます。

 現場作業においては「安全第一」が最優先となり、弊社におきましても当然のことながら現場でのKY(危険予知)ミーティング実施の上、作業にあたっております。この手法については入構先の現場により様々で、朝一の始業時(予定作業の変更時)のみの所もあれば、厳しい現場では2時間おきにチェックが必要な場合もございます。

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 私達もこのKYミーティングが形式的なものとならないよう、日々注意して作業にあたっておりますが、やはり現場経験が浅い人ほど危険に対する認識が甘く、危険行動を起こしがちとなります。但し、自分の経験上、実際に自身がヒヤリハットの経験をしないと中々改善するのは難しく、後輩への安全指導において苦慮する点でもあります。

 ここで某製鉄所の安全教育で実施されている危険体感訓練についてご紹介させて頂きます。この危険体感訓練とは、十分な安全を確保された上で、実際に現場で発生しうる危険を体感できる安全講習となります。これには、安全帯ぶら下がり、回転機器への巻き込まれ、粉塵爆発、汗に濡れた状態での微弱電流による感電など様々な体感訓練があり、最近ではVR*を駆使した疑似体験も導入されています。
 単純に言葉や書面では伝わりにくいことも、こうした危険体感訓練を通して安全教育を受講することで危険感受性も高まり、非常に有意義な講習だと思います。
*Virtual Reality:人工現実感・仮想現実のこと

 かく言う私も、前職において現場での労災事故で利き手の人差し指を切断する大怪我を経験しております。たまたま1人作業でトラブル対応訪問しており、タッチパネル操作と作業を交互に行う必要がありました。作業効率から元請けの方にてタッチパネル操作をして頂くこととなり、合図の掛け違いにより撹拌機に指を巻き込まれ発生した事故となります。
 当初は痛みや不便さよりもショックの方が大きく、名刺交換にも抵抗があり義指を付けていた時期もありましたが、幸い比較的短期間で大きな支障もなく業務に復帰することができました。このような事故の経験により、あらためてKYミーティングの重要さを痛感するとともに、回転機器の怖さを再認識しました。意思疎通の取れているメンバーならともかく、特に操作に不慣れな相手との作業においては、事前に十分な危険予知、打合せをおこなって作業にあたっていれば事故を未然に防げたかも知れません。
 こうした事故においては、怪我をした本人はもとより怪我をさせた側にとっても大きな負担となりますし、周りの関係者、家族にも多大な心配、ご迷惑を掛けることになります。

 今後、こうした経験を反面教師として安全指導を行い、同様な事故の再発防止に役立てたいと思います。お客様の現場において安心して作業を任せて頂けるよう、コンヒラでは安全に関して、上下関係なく注意しあえる環境作りを行い、ゼロ災害を目標に日々の業務に取り組んで参ります。

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