神戸製造チームの水田です。
最近は油価格の高騰により、燃料油をA重油、C重油から再生重油に切り替えるお客様が増えています。しかし再生重油には様々な種類の油が混合されており、そのことにより燃料油タンクで化学的反応を起こし、軟性スラッジと呼ばれる固形では無い異物が発生してしまいます。これが燃焼ラインのポンプ・流量計・フィルターの詰まり、また燃焼自体の妨げとなり、メンテナンスの手間や交換部品の増大など、お客様の悩みとなっています。

そこで今回は再生重油対策装置であるオメガファイヤーをご紹介します。
オメガファイヤーは2枚のインペラによるせん断、強制乱流による溶解、キャビテーションに粉砕で軟性スラッジを元の状態に戻し、再生重油を良質な燃料油に改善することができます。
既にこのコンヒラニュースで舶用装置として紹介しているオメガファイヤーですが、最近では再生重油を使用している工場向けの装置としても実績が増えてきており、本装置を設置することにより、上記の再生重油から発生する軟性スラッジの悩みを解消することが可能です。
実績としては石灰工場、アルミ工場、セメント工場など再生重油を使用する様々な工場に設置され、燃焼装置（ロータリーキルン、焼却炉、ボイラー等）のポンプ、流量計、フィルターの保全と燃焼の改善に貢献しています。

実際に設置した工場の費用対効果例です。
ある石灰工場では燃焼ラインのフィルターの開放清掃を毎日2時間かけていましたが、オメガファイヤーを設置することで、開放清掃が3か月に1度となり、清掃コスト及び手間を削減することができました。
・オメガファイヤー導入前の年間清掃費用
\3,500 × 2h × 250days = \1,750,000-
・オメガファイヤー導入後の年間清掃費用
\3,500 × 2h × 4days = \28,000-
結果、\1,7222,000 のコストダウンが実現できました。

燃焼ラインに発生する軟性スラッジにお困りであれば、ぜひコンヒラまでご用命くださいませ。
オメガファイヤーは間違いなくお客様の悩みを解決できる装置です。

以上

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