オメガファイヤーEN/SMシリーズ
重油に混入されたアルミナ、シルカの除去装置
油中のアルミナ、シリカは表面に多量のスラッジが成長しています。成長したスラッジをオメガファイヤーを通油することでアルミナ、シリカは裸の状態になり、次工程NAGフィルターは裸のアルミナ、シリカを効率よくとるのでエレメント交換期間は長期間となります。
遠心分離機の前に装置
遠心分離機前にてアルミナ、シリカを核に成長した軟性スラッジを粉砕溶解するので、清浄機のメンテナンスに貢献と、捨てるスラッジ油が少なくなり燃料の節約が出来ます。
各種工場のロータリーキルン、焼却炉の前処理機として使用
安価な再生油使用の場合でもストレーナーのメンテナンスが極度に少なくなり、ポンプのメンテナンス、流量計のメンテナンスが少なくなり保全に効果があります。スラッジとして捨てる燃料が少なくなります。燃焼性の改善になります。
タンク循環のスラッジ対策
廃油処理と燃焼対策
燃料状態図
オメガファイヤーの標準仕様
TYPE | 電動機容量 | 口径 JIS 10K | 最大容量L/h | |
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入口 | 出口 | |||
SM-500A | 0.75kWx4P | 25A | 25A | 300 |
SM-1000A | 1.5kWx4P | 50A | 50A | 700 |
EN-1000 | 3.7kWx2P | 65A | 65A | 1200 |
EN-2500 | 7.5kWx4P | 80A | 80A | 2400 |
EN-5000 | 15kWx4P | 100A | 100A | 5000 |
オメガファイヤーの機能
- ハイタビューレンスインペラとD.S.インペラの組合せによるスラッジの剪断粉砕及び表面張力低下機能。
- 強制乱流域によるスラッジを溶解する機能。
- 極部真空ゾーンをシェル内に発生させて、キャビテーションエネルギーによるスラッジのミクロ粉砕機能。
オメガファイヤーの応用
粗悪重油を使用する燃焼装置(ロータリーキルン、焼却炉、ボイラー)のフィルター、ポンプ、流量計の保全と燃焼の改善になります。粗悪C重油のスラッジ対策にて機関の保全と燃料節約が出来ます。燃料油中の固形物(アルミナ、シリカ等の触媒、砂、鉄分他異物)の除去がNAG型フィルターを連動することで出来ます。
開発実績
納入実績、約600台(2012年10月現在)
陸上では石灰工業業界でストレーナーメンテレス、費用低減、また粘度のための加温(ヒーター)の電気使用料の節約等があり、年間170万~250万単位でコストダウンが見込めます。
実績:石灰業界、セメント業界、エマルジョン製造機器で約20台(2012年10月現在)
実績紹介
A社納入写真
2016/07/15|導入事例
2017/01/15|導入事例
オメガファイヤーの導入事例