【声に出さなくても・・・】
2019/11/30|採用担当者ブログ
採用担当者の塩見です。
前回のブログでお話しいたしましたが、10年前父がくも膜下出血で緊急手術となり、それから6年間介護をしながら仕事を続けていました。
病院に寝泊まりした3か月間。朝3時に起きて自宅へ帰り洗濯と朝食の準備をして5時には病院に戻り、母と朝食をとり父のマッサージをしてから出社。お昼休みの1時間の間も病院に行き、母との昼食の後は父に声をかけ。定時上がりには夕食のお買い物に行ってから自宅に戻り夕食を作り、洗濯物を取り込んで掃除をして病院へ。夜は父のマッサージもしてから床に就くのは深夜12時を過ぎる日々を過ごしておりました。
プライベートのことなので、会社のみんなにも迷惑をかけたくないし、入社1年もたっていなかったため、助けを求めづらかったところもあり、極力会社では気丈に振る舞うようにしていました。
ただ、何も言わなくても同僚のみんなが率先して、ちょっとした総務業務は代わりにやって報告メモを机上に置いてくれてたり、サポートしてくれたり。当番制のものに関しては私を除外して他のみんなでまわしてくれてたり、と。
離職理由の上位に人間関係がありますが、私がこの会社で10年以上長く勤められているのはこういうところなんだろなぁと思います。仕事で大変なことやうまくいかないこともありますが、そんな時に話を聞いてくれ、励ましてくれ、時には笑いに変えてくれる。その環境に自分もいることができてよかったなぁとしみじみ思います。