エコノミーブレンダーHE/OFシリーズ
バイオ燃料、鉱物燃料・再生油燃料の混合による燃料費節約
クリーン時代に合わせ、公害対策・燃料費節約対策の目的での、重油・軽油・再生油・バイオ燃料など2液混合、3液混合などの複合混合を可能にし、船舶のMGO対策としても使用可能な船舶用・混合燃料生成ブレンダーの「エコノミーブレンダー」
燃料費節約
遠船舶の発電原動機の燃料節約や、バイオ燃料(食油・てんぷら残油・魚油・動物油)、鉱物燃料・再生油燃料などの混合による燃料費節約に効果があります。
省エネ・機関の保全
A重油専焼機関にHEシリーズブレンダーを使用すると...
省エネ効果 + メンテナンス費の軽減
C重油専焼機関にA重油を3%~10%ブレンドすると...
機関の保全 + メンテナンス費の軽減
オメガファイヤーの使用で燃料改善、ミクロストレーナーの同時使用でアルミナ・シリカ問題を解決
陸上・海上に対応
給油船やステーションバージ、陸上タンク基地、工場設備など、陸上・海上の双方に対応することができます。
自動制御と遠隔監視
なお、自動制御と遠隔監視も可能です。
カタログ表示仕様の標準品以外に顧客の仕様打ち合わせによる特殊仕様のブレンダーの製作もいたします。
応用例
- 粘度調節(MGO(マリンガスオイル)+高粘度油ブレンドで粘度改善)
- サルファー(硫黄分)の調整
- 再生油による省エネ対策 など
HE型ブレンダー
船舶の発電原動機の燃料節約や、バイオ燃料(食油・てんぷら残油・魚油・動物油)、鉱物燃料・再生油燃料などの混合による燃料費節約に効果があります。
用途
- 粘度調整、硫黄分調整。
- 鉱油、動植物油、バイオ燃料などの混合。
目的
- 省エネ
- 公害対策
OF型ブレンダー(全自動型)
機関消費量に合わせて、自動で混合比率一定で混合できます。
HEの全自動型です。ブレンダータンクは不要となります。
特徴
- 全自動
用途
- 粘度調整、硫黄分調整。
- 鉱油、動植物油、バイオ燃料などの混合。
目的
- 省エネ
- 公害対策
ブレンダーの設置例
希望する比率に手動で設定し、オメガファイヤー(リンク)で攪拌してブレンド油を作ります。
セットリングタンクからさらにオメガファイヤーで攪拌後、サービスタンクへ移送されます。
サービスタンクへ貯められたブレンド油は、発電機に送られ燃焼されます。
動画でもっとわかりやすく!エコノミーブレンダーの操作と設置例
型式・仕様
型式 | HE- 0.45/0.45Y~1.5/1.5Y | |
---|---|---|
要目 | 単位 | |
混合油最大流量 | L/h | 900~3000 |
消費電力 | kW | 1.2~1.9 |
重量 | kg | 330~530 |
※上記標準仕様以外の製作も可能です。お問い合わせください。
2016/08/15|導入事例
2018/09/10|導入事例
2019/01/10|導入事例
エコノミーブレンダーの導入事例
開発実績
納入実績、約900台(2012年10月現在、HP含む)
オイルショック時代に船舶の発電機関の省エネの為に販売増加しましたが、現在は発電機関に高粘度油CST180使用が可能になり需要は少なくなりました。
しかし舶用燃料油は今後粘度はCST360、将来はCST720が出回ると言われており、CST180にする為のブレンダーが要求されつつあります。
※最近は発電所、工場のボイラー用、廃油、バイオ燃料等へも使用されています。