セーフティファイヤーSFシリーズ
大気汚染防止と省エネ
燃料油 + 水 = 完全燃焼
完全燃焼により燃料油の節約を実現。また、Nox発生量の低減により大気汚染防止対策にも貢献。
エマルジョン燃焼とは
燃料油中の超微細化された水滴が熱伝達により瞬間的に約4,000倍に急膨張し、水滴を取り巻く油滴を微細化させて空気との混合を良くし、油の気化を促進させ、完全燃焼することです。
セーフティファイヤーの効果
- 完全燃焼による燃料費の節約(10%~15%低減 当社製品実績値)
- CO2の低減を実現
- 重質油への転換による燃料費の低減
- ばいじん発生量の減少による公害防止
- 伝熱面汚染の低下による高効率の維持
- CO2、NOx、SOx発生量の低減による公害防止
セーフティファイヤー使用効果値例(ボイラー燃焼)
ばいじん量(g/m3N) | 硫黄酸化物(SOx)量(g/m3H) | 窒素酸化物(NOx)量(cm3/m3N) | 排ガス中酸素濃度(%) | 炭酸ガス濃度(%) | |
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通常燃焼 | 0.061 | 0.45 | 222.2 | 7.8 | 16.0 |
エマルジョン燃焼 | 0.033 | 0.44 | 141.7 | 4.5 | 10.5 |
メリット
- インライン中で処理します。エマルジョン油の分離を防ぐための添加剤は不要です。
- セーフティファイヤーは、超音波効果と剪断機能を組み合わせた撹拌機を採用しているため、薬剤などは必要ありません。
- 当社が独自に開発した自動化方式を採用しているため、取り扱いはとても簡単です。
- 3液同時混合エマルジョン油製造が可能です。(燃料油、廃油、水等)“一挙三得”です。
応用例
- ボイラー
- ロータリーキルン(石灰焼成装置、セメント焼成装置、焼却炉、アルミ製造)
- 廃水、廃油、廃液の焼却炉として使用可能です。
開発実績
納入実績、約20台(2012年10月現在)
エマルジョン燃焼装置、廃水燃焼処理装置、廃油燃焼用など、今後は用途が増加します。