【小さな改善】
2019/04/20|社員ブログ
本社製造チームの陳です。
会社の福利厚生の1つとして健康診断を毎年実施しています。先日いつものS病院に行って健診を受けました。受診中気づいたことが何点かあります。
まず、受診項目が減っていないのに、受診時間が短くなったことです。これまでは朝8時受付開始し、受診完了するのは11時頃、その3時間のなかで半分以上は無駄な待ち時間でした。今年は9時から始まり10時半頃に健診が完了しました。約1時間半の待ち時間が短縮でき、早く仕事に戻りたかったので大変助かりました。
次に各検査項目の手続きが簡略になったことです。例えば過去尿検査時、自分の検診ファイルを持って、検尿の受付に渡して(受付方が居ない場合、ベルで鳴らし)検尿コップを渡され、トイレで採尿。今年は最初の受付で検尿コップを受領し、そのままトイレで採尿します。また、これまではよく自分のファイルを持ち歩いて、あちこちの診療科に受付していたのですがそれがなくなりました。
最後に、私の場合、胃の検査後、バリウムの下剤を多めに頂くため、いつも先生に説明していましたが、今年は胃の検査後、説明する前に同等量の錠剤を持ってきて「いつもと同じ量でよろしいでしょうか」と親切に声をかけてくださいました。その時、びっくりより感謝の気持ちが湧いてきました。
健康診断は毎年1回のことで、しかも検査内容も変わりがなく、改善がなくても、愚痴を言う人は少ないと思いますが、このような時間短縮、温かい対応など一連の小さな改善で受診者に感動を与えることができると思います。
私も会社で船舶の製品を製作しております。自社標準品の製作なので、大きな変化はありませんが、生産過程で製品の性能、価値及びサービス面でS病院のような小さな改善を通して、より良い製品をお客様に提供していきたいと思います。また、わが社の製品を使われている中で感動を与えられるような事に取り込んでいきたいです。