【自分を信じる力】
2017/05/15|社員ブログ
管理チームリーダーの塩見です。
これまでとはちょっと雰囲気の違う、お堅いお話でもしようかと。
2015年12月に弊社神戸支社がポートアイランドへ移転して早1年半。これは、実際に土地を購入しようとしてから1年以上かかった大プロジェクトでした。
移転が決定し手続きをすすめている中、顧問会計士より、経済産業省がおこなっている生産性向上設備投資促進税制という節税対策があり、今回の神戸支社移転が該当するので取り組んでみてはいかがでしょうか?というご提案が。
ネットにて検索・調査してみると、「確かに。おもしろそうだしやってみようか。」という好奇心を誘われる部分と、「これほど手間のかかることをして本当に承認を得られるのだろうか。」という不安な気持ちになりました。
何度も何度も募集要項を読み返し内容を頭にたたき込み、一つ一つデータ収集・書類作成をしました。実際に高松の四国経済産業局に社長と一緒に出向き、どのような展望を持って移転しようとしているかをアピール。書類作成のコツや提出必須情報を得ることもできました。
日常業務もしながらの並行業務。申請をするのはもちろんのこと、承認を得るまでを移転前に完了させてなくてはなりません。それでもゴールは明確にそこにありますので、ひたすら前を向いて必死だったことを今でも覚えてます。
提出書類は厚さ数センチにもなり1ヶ月以上かかっての提出。移転は12月24日を予定しておりましたが、承認を得られたのは12月18日。全てがギリギリでした。
2016年10月の決算におきましては無事400万円以上の節税結果を得られました。
この数字を見て「すごい」と思うか、「たいしたことないじゃん」と思うかは人それぞれ。
それでも最後までやり遂げたという達成感と自信を私の中に確立することができました。
あれからというもの、「助成金」や「節税」「優遇」といった分野に興味をもち、積極的に説明会やセミナーに参加しております。実際に行動してわかったことですが、コツがつかめれば書類作成も簡単に感じられ、また自分自身のステップアップにもつながる。会社にも貢献できるので一石二鳥三鳥にもなるのだな、と。
きっかけはたわいもない第三者(今回でいえば顧問会計士)からのご提案。それでもそれに取り組むか聞き流すか。それは自分次第。
自分で自分に限界を作ることなく、無限の可能性を信じて前に進みたいと思います。そしてまた、さらなる自信を身につけていきたいと思います。