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【経験を活かす】

2018/04/20|社員ブログ

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神戸開発設計チームのNです。
入社して3カ月が経ち、先輩方にもいろいろと教わり、ようやく仕事に慣れてきました。これから即戦力で活躍できるよう頑張りたいと思っています。
私の仕事経歴は当社が5社目となり、過去にさまざまな職場を経験してまいりました。今までの職種は機械設計に携わっており、経験年数は23年が経ちました。

今回のブログでは、今まで経験したことについてお話させていただきます。

1社目で学んだことは、製図の基礎でした。当時の図面は手書き図面の方が多く文字の書き方から始まり多くの基礎を教わりました。手書きの図面は人それぞれの個性が現れるので、他人の図面を見ると、書いた人の性格などを想像したことを懐かしく思います。最近はCADが普及し図面を書く効率が上がり便利になりました。CADで書いた図面は文字も線も奇麗なので見やすくなりましたが、書いた人の個性が現れにくいので、図面を拝見しても人柄みたいなものが伝わってこないのが残念に思うことがあります。この感情が分かるのは手書き図面を経験がある方だけかも知れません。私は新設計等をするとき、先に手書きで漫画を書き、ある程度のイメージができてからCADで書くようにしています。イメージするときはCADより手書きの方が断然早く作業ができるので、手書き図面を経験したことが役に立っているのを実感しています。

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2社目で学んだことは、機械を製作(主に製缶)する人の気持ちです。これまでは、図面を書いて終わりだったため、製作する人の気持ちが分かっていませんでした。この会社では図面を書く以外に、製作の手伝いもしていたため、どのような図面を書けば作りやすいか等を考えるようになりました。良い図面は、製作時の工程が短縮できることがあり費用の削減にも繋がりますので重要なことだと思います。このことについてはまだまだ未熟なので、これから製作する人の意見を聞き、図面に反映させていきたいと考えております。

3社目で学んだことは、機械加工の種類と加工方法です。旋盤・フライス盤・ボール盤・ボーリング等さまざまな機械がありますが、図面を書く際にはどのような機械で加工するかを考える必要があります。図面が悪ければ、構造的に機械加工ができない場合などもあり、大きな問題となります。ここでは、機械加工を間近で見ることができる環境だったため、機械オペレーターに相談した上で図面が書くことができました。ここで経験したことは、図面を書く上で機械加工をイメージできるようになったため、とても役に立っています。

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4社目で学んだことは、装置の見積・部品手配・機械設計・強度計算・工程管理・寸法検査・現地試運転確認と幅広く仕事しておりました。特に強度計算についてはいろいろな経験をしましたが、なかには苦い経験もありました。事前に強度計算していない部品で破損等があった場合には、当然のことですが強度不足が明らかになったりします。強度計算の経験を多く積むことで、おおよそ必要な部材・構造が分かるようになってきます。

上記で経験したことを、これからの仕事に活かし、より良い製品を設計していきたいと思っております。また、これからも新しく経験することが必ず出てきますので、早く吸収して自分の成長につなげていきたいと思います。

以上

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