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【「数字(収益)」を直視すると、「やるべき行動」が見えてくる】

2018/10/01|社長ブログ

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社長の山本太郎です

当社の決算は10月なので、すでに今期の決算数字も見えています。今期の数字は、昨年計画した数字にほぼ近い数字になりそうです。ただ、気づいたらこの数字になったのではなく、「この数字にしたい」という意思をもって1年間「やるべき行動」を行ってきた結果の数字だと確信しています。

過去の数字(収益)をキチンと細かく分解し並べていくと、過去に何が起きたか原因がわかり、将来目標とする数字にするためには、これから何をしなければいけないかが、きちんと見えてきます。
これを聞いて、おそらく多くの方が「当たり前」と思うと思います。ところが、実際は多くの方が「数字(収益)」を直視していません。または直視している「つもり」で、数字の並べ方に工夫がなく、数字の裏にある答えが見えてこないことがかなり多いです。

私も、実は「数字を直視せずに、目の前の仕事に追いかけられて、1年終わってみたらこういう数字でした」という時期がかなり長い間ありました。しかし、ある時期、経営分析の勉強会に参加し、その宿題をこなす過程でどうしても数字を分解して、自分で読み解く必要が出てきました。慣れないので期日に間に合わせるために徹夜もし、その結果出てきた数字から、突然「答え」と「するべき行動」が見えたのです。

あとは、その「するべき行動」だけ集中して1年走ると、キチンと数字も出てきました。一度コツをつかめば、あとは意外に日常のルーティンで回せるようになり、その精度は更に上がったと実感しています。

当社は来期に向けて、更に部門単位で自部署の数字を細かく「直視」できるよう準備しています。このレベルまで上がれば、部門毎にキチンと目標数字に対して、自分で答えを出し、自分で成長していくことができると信じています。

では、なぜ数字を成長させたいのか? 簡単です。給与、待遇、人の採用、投資と開発、内部留保を増やすには、数字を成長させるしか実現方法がないからです。
これも「当たり前」すぎて、意外に見落とされていると思います。当社は、数字の成長にキチンと目を向け、実現し、結果として経営理念にある「仕事を通し、価値観をともにする全社員の成長と幸福」を追求し続けます。そのために、数字を直視し、これからも「やるべき行動」を全社一丸で実行していきます。
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山本太郎

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