採用担当者の塩見です。

今年に入って、普段事務用品や消耗品の手配でお世話になっております大塚商会様のご紹介で「経営者セミナー」に参加しております。「経営者」となっておりますが、会社の経営者のみならず働きがいやモチベーション向上を目的とした「人材育成」や社員の「意識改革」を考えている社員でもよい、とのことで、せっかくだから・・・と参加させていただくようになりました。

セミナー自体は2時間程度のものですが講習は短く、グループワークがメインとなっているため、単に「聞く」セミナーではなく「参加する・意見を述べる」セミナーとなっております。そのグループワークにおいては４人グループで肩書が様々な方々を配置することでバランスを取ってくださっております。おかげさまで他社の代表者様とお話ししたり相談する機会もでき、セミナーももちろんですが、それ以外の交流の時間がとても楽しく貴重な体験ができたと実感できております。（もちろんセミナーでもきちんと学習していますよ☆）

現在、私の最大の課題は「若手募集と社員育成」です。今回ご相談させていただいたある会社様は、社長自らが採用関係の情報収集をしているのはもちろん、募集対象の部署の若手をモデルケースとして活用し、大手媒体や地元に密着した会社説明会、会社OBとの学校訪問等に積極的に参加し、人間関係を構築しているとのこと。話し下手な社員も母校での活動には嬉しそうに動いてくれるようです。また他の会社様は社員の福利厚生を充足させており「社員の幸福が会社の幸福」ということで、こちらも社長自らがコミュニケーションの場を増やして社員全員の嗜好や悩みを理解するように動いているようです。
私としましては、他社の代表者様のお考えを伺うことがこれまでなかったこともあり、緊張もしましたがとても新鮮でもあり、また、代表者としての悩みも伺うことができ、立場は違えどみんなそれぞれ信念を持って事業に取り組んでいることが改めてわかりました。
社長として、社員との距離感や温度差について葛藤していることについては初めて伺うことも多く、社員に実体験として報告することで、少なからず理解を深めることができたと思っております。

年始挨拶での大塚商会様の弊社担当営業の方からお声かけによるものでしたが、無料ということで気軽な気持ちと、グループワークが好きだということで刺激を受けて自社に何かしら取り込めれば、という期待もありながらの参加でした。結果はいい意味で大幅に裏切られ、とても充実した時間を過ごすことができ、また次のセミナーではどんな出会いがあるのかな？と翌月になるのが待ち遠しくなっている自分がいます。
前回のセミナーでは女性参加者が少ないこともあり、他社代表者様より「次回のセミナーではぜひ弊社の女性役員を紹介したいです。またお会いしましょう。」とお声をかけてくださることも。

3年前に男女雇用機会均等法が改正され、女性が社会復帰しやすい環境となっておりますが、まだまだ女性の活躍を目の当たりにすることは少ないのが実情です。それでも、こういった機会に自ら積極的に取り組み社内に共有することで、会社の成長に少しでも手助けできればと思っております。