【現場主義・経験主義に徹する】
2018/02/01|社長ブログ
社長の山本太郎です。
当社では「現場主義の人材」をとても重視しています。現場主義とは自分で現場、現物、現実を確認し、更に自分で手足を動かして実際に経験した人材を言います。
「現場主義の人材」は、リーダーに向いています。
現場経験が豊富な人が部門長になると、伝票設計、集計作業など日常業務の流れをきちんと構築できます。それは自分の手で現場を回してきたことがあるため、具体的にイメージしながら構築することができるからです。更に部下の仕事をあたかも自分も現場にいるかのように、はっきりとイメージしながら判断し、具体的な指示をすることもできます。
「現場主義の人材」は、問題の発生を速やかに解決します。
「現場主義の人材」は仕事を社外に任せる場合も、外注に丸投げせず、自ら現場を訪問し、必ず自分の目で現物・現実を確認しているものです。少しでも部下や取引先がおかしい、怪しい、危ないと感じればすぐに現場に向かいます。ですから大きな問題に発展して取返しがつかなくなる前に、手が打てます。またそのような姿勢を見て、お客様、お取引先様も信用し、頼りにしていただけます。
「現場主義の人材」は現場主義の人から学び成長します。
相談は「現場主義」の方から聞く方が、自らの経験をもとに、具体的に効果のある対策を教えていただけます。経験が浅いが教科書だけの方は、口は達者ですが、実際には現場が使えない理想論だけを言うので、結果逆に現場が混乱するものです。ですから相談がある場合、現場経験の豊富な方にするべきであり、現場主義の人材は、経験のある人を信用して相談することができます。そのため効率よく成長することができます。
当社は新事業、開発、システム構築がスムーズに完成したことはほとんどありません。しかしそのような新規プロジェクトの立ち上げの時から現場から逃げず、現地で汗をかき、自らの手で修羅場を潜り抜けてやりきった人は、リーダーとして人財に育つとともに、他社がまねしようとしても簡単にできない経験、ノウハウを手に入れることができます。このような人材の集まりこそ、お客様、お取引先様から頼りにされる会社であり、当社はそのような現場主義の人材集団として今後も皆様のお役に立ち続けたいと思います。