【頑張った人が、幸せになる会社を目指して】
2019/08/01|社長ブログ
社長の山本太郎です。
世の中を見渡すと、様々なことが数字で比較・評価されています。たとえばAKB48の総選挙の獲得数でセンターが決まり、ジャニーズは人気投票でデビューが決まります。国会議員選挙の得票数、漫画の人気評点、テレビの視聴率、本の発行部数・・・などありとあらゆるものが数字化され評価されます。
では、会社は何をもって評価されるのでしょう。それは「売上」と「利益率」です。売上は市場の評価です。お客様に気に入っていただきたくさん買っていただけるほど、売上は上がります。「利益率=(売上-費用)÷売上」なので、利益率を上げるには、同じ売上を上げるためにも、どれだけ無駄なく少ない費用にするかで決まります。または付加価値の高い製品を開発することです。(例:iPhoneの最高機種、ベンツ、高級料理店)。このように利益率を上げることを、別の言葉で「生産性、収益性を上げる」とも言います。
では会社にいる社員の評価とは何でしょう。それは会社の評価数字と一致する必要があるため、「売上を上げる」「利益率を上げる=生産性を上げる」こと、または「それに寄与する成果を上げること」です。部署や職位、職種別に役割は変わりますが、それぞれの立場、役割で如何にこの二つの数字を上げていくかが評価対象になります。たとえば、野球の最終評価は「優勝(順位)」と「観客動員数」です。そのために、各選手は、役割によって「打率」「防御率」などで数値化され評価されます。会社も「売上」「利益率」を上げるため、部署別、社員別に目標が生まれ、計測するために数値化されます。
具体的に申し上げると、売上を上げるのであれば「魅力的な商品紹介をするホームページを作成し問い合わせ数を10%増やす」「お客様がまた当社から買いたくなるように、接客応対を丁寧にしお客様満足度を10点アップする」。生産性を上げるのであれば、「今まで各自バラバラだった仕事のやり方を、仕事の早い人の方法を学び、マニュアル化しトレーニングし、作業時間を10%削減する」などいくらでもあります。
当社は人事評価制度を改革中ですが、キッカケがあります。会社も成長し、おかげさまで人も増えてきましたが、徐々に「どういう評価方法か?」を強く知りたがる人が増えてきたことに気づきました。なぜなら、人は本来、より良い生活・人生を過ごしたいという向上心が強く、それを実現するために自分が何をすれば評価され、実現するのか知りたいという欲求があるからです。評価制度を明確にすればするほど、数値化と社員への開示が必要になります。このように向上心を持って行動し続けると周りからも高く評価され、頼りになる先輩、上司に成長するため、その部下も育ち、更に市場(お客様)に評価していただけるように行動を起こすことで、会社も成長します。つまり市場、会社、社員とその家族、取引先がすべてより良くなります。「数字で評価される」とはドライで冷たく感じる方もいますが、公平であり、頑張った人が報われる会社にすることもできますし、取引先、会社、社員、お客様と一緒に成長し続けることもできます。
コンヒラは今後も「頑張った人が、キチンと報われる」ために、知恵を絞り衝突を恐れずチャレンジし続けていきますので、今後も当社の変化にご期待ください。