【日本での子育て】
2019/10/22|社員ブログ
貿易チームのベトナム出身のグエン バン ドンです。
海外調達事業でのベトナム開拓を担当しています。現在、ベトナム人の妻と結婚して2人の息子を持ち、日本で生活しています。以前はベトナムに戻ろうかと悩んだ時もありますが、結局、日本で子育てしたかったので、日本に住み続けて子育てしていくつもりです。
私達ベトナム人が日本で子育てをするのは、子供への日本語教育が足りなくなる、子供に何を勉強させたら良いか分からない、子供はベトナムのアイデンティティが無くなるのではないか、という不安もあります。しかし、日本の子育て環境は良いところがいっぱいあります。
・日本人の教員は、優しくて、親切に子供に教えてくれます。日本人の優しさが子供にも身についてくれたら良いと思います。
・日本人は規律を守る人が多いので、そのような環境で育てば、子供自身も規律を守る人になれると信じています。
・日本の公共施設(病院、社会福祉施設等)は近くにたくさんありますので、子供が病気になってもすぐ対応できるので安心できます。ベトナムでは市内でないと、病院まではかなり遠いです。
私の場合、ベトナムに帰省する時などは親(子供から見ると祖父母)と一緒に住んでいるので親が子供を面倒見てくれますが、日本では夫婦二人で頑張るしかないです。この点は日本人の若者と一緒だと思います。日本人の若者は高校か大学を出たら、社会に出て、自立していることがわかります。すごいなぁと日本人の若者を尊敬しています。同じ年齢でもベトナム人の私たちは、まだ親から経済的な支援をしてもらっている人が多いです。
私の家庭では、子供の面倒を見るのは主に妻がやってくれていますので、妻に感謝しています。子供が元気に育って、将来ちゃんと自立してくれるだけで嬉しいです。今のコンヒラの職場では、休暇を取りやすい環境ですので、子供の急な病気の時などでも本当に助かります。長期休暇を上手く使えばベトナムに家族全員で帰省もできます。ありがとうございます。
これからも貿易チームの一員としてベトナムからの調達を拡大させ、仕事でもプライベートでも頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。