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【サンプリング】

2020/10/20|社員ブログ

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神戸製造チームの上田です。

 私は音楽を聴くことが好きです。ロック、ソウル、ジャズ、テクノなど、いいと思ったものはジャンルや邦洋問わず聴いています。中でも今好んで聴いているのはヒップホップです。
普段聴かない人がヒップホップでイメージするのは、オーバーサイズの服をルーズに着こなし、BGMを背にしてマイク片手にダジャレをまくし立てている姿だと思います。
いわゆるラッパーと呼ばれる人たちですが、今回はそれを支えるBGMの作曲について少しご紹介します。

 ヒップホップの作曲は「サンプリング」という手法が主に使われています。
一般的には抽出するという意味ですが、音楽的には他の曲の音や歌の一部分を流用し、それを元に新しい曲を作ることをいいます。「ただのパクリじゃないか」という声が聞こえてきそうですが、元々は歴史に埋もれてしまった名曲を再発見し、現代の音楽として甦らせることを目的として生まれた作曲方法です。意外と歴史があり1960年頃から存在しています。ただ誰もが知る有名なアーティストの曲からサンプリングすると、著作権の関係上莫大な使用料が発生するため、著作権が切れた昔の曲からサンプリングすることが基本ルールになっています。このサンプリングされた曲(元ネタといいます)を探すのもヒップホップを聴く醍醐味の一つです。

 このサンプリングというのは、言い換えれば「いいとこ取り」です。
音楽以外にも様々なジャンルで使われています。ファッション、映画、ビジネスモデルなど、数え上げるとキリがありません。どれもが昔のいいとこ取りから始まり、アレンジを繰り返しています。

 私は減圧脱水装置「Umie」のメンテナンス業務を担当しています。
主な作業は現場での部品交換や整備などですが、それ以外にも見積書・作業工程表・報告書・取扱説明書の作成、ユーザーとの打合せ、工場での部品製作など、業務は多岐にわたります。
現在はOJTとして現場作業に参加し、業務を教わっています。不慣れな部分もあり行き詰まることもありますが、そんな時、私は先輩方の手法を「元ネタ」にし、自分に不足している部分をサンプリングしています。

 例えば報告書を作成する場合、どのように所見を組み立ててユーザーに説明するのか、部品を交換する場合、どのような手順が効率よく行えるかなど、それまで自分の発想に無かったものを取り込んでいます。ゼロから組み立てていくよりは少しだけ楽になります。もちろんそのままの状態だとただの模倣で終わるため、自分なりのアレンジを加え、整理し、新たな手法を生み出していく必要があります。
仕事上で上手くいかない時は、先輩方の培ってきた経験や知識が大いに手助けしてくれます。
いつか私自身も将来入社してくる人にとっての「元ネタ」になれるよう仕事に取り組んで参ります。

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