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【失敗したあとの対応】~次にどう活かすか~

2020/10/25|社員ブログ

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貿易チームの国枝です。
入社4年目を過ぎて海外工場との製作や納期に関するやり取り、お客様と納期や仕様についての打ち合わせなどで任せられることが多くなってきました。
少し前の話になりますが、リピートのご注文で今まで問題なかった製品で、海外工場の勘違いによりお客様に、一部形状が異なる別規格の製品を誤って納入してしまったことがありました。さらに大変なことに、この製品はお客様から急ぎで納入してほしいと事前に伺っておりましたので、お客様から誤製作の連絡を頂いた時にとんでもないことをしてしまったと頭の中が真っ白になりました。通常の製作納期であればどうやっても間に合わない状況でしたが、冷静になって現状とお客様側の製作工程を整理整頓して、海外工場で再製作する場合の最短納期の確認と交渉を行い、お客様社内で検討されていた他の案も踏まえてお客様に相談させて頂きました。

結果としましては、
・製作工場を説得して緊急製作対応
・再び間違いが起こらないように製作工程の都度、進捗確認を行う(Zoomでの検品)
・海外調達品のため、1日でも早く日本に到着する船便を事前手配
・日本到着後には緊急での客先納品対応 (通関手続きと配送手配)
このような関係会社の協力もあって何とか最終期日までに間に合わせることができました。

海外工場とは動画や写真で製作状況の確認を、通関・配送会社には入港からお客様へ納入までのスケジュール確認を、といった連絡を緊密に取り合って最大限の協力をしていただき、これらの情報をお客様へこまめに報告を行いましたが、無事に納品完了するまで心配が尽きませんでした。
海外工場には再製作の指示と同時に注文と製作に関する取り決めを再確認して同じ失敗を起こさないよう再発防止策を講じて、貿易チーム内でも今回の件に関して情報共有を行い、失敗を未然に防ぐという意識を高めました。

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お客様には工程変更までして頂き多大なご迷惑をおかけしてしまいしたが、謝罪訪問した際のご担当者様からの「今後の再発を防ぐ仕組みも教えてもらっているし、今までの信頼関係に免じて・・・」という寛大な心に救われました。
思い返すと海外工場への過信と業務の慣れに対する油断が重なって今回の失敗に繋がったかもしれません。失敗を起こさないことが重要ですが、もし失敗が起きてしまった場合に「この状況で私に何ができるのか」を考え、すぐに行動することが大切だと改めて気づくことができました。
今回の失敗を教訓に、新規のご注文だけでなくリピートのご注文についても、海外工場と連携を取りながらより注意深く対応していきたいと思います。今回の失敗は工場側の誤製作とはいえ、休日返上をして緊急再製作に応じてくれた海外工場や、製品の日本到着後に最短納品が出来るよう調整して頂いた関係会社に感謝するとともに、二度と誤製作品の納入というミスを起こさないよう徹底していきます。

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